ごあいさつ
宮野商工株式会社
取締役会長 宮野 幹雄
宮野商工株式会社の歴史は1952年(昭和27年)、銀座に間借りしたオフィスの一個の机から始まりました。
創業者である父は、様々なご縁から新たな仕事を創り、自転車での御用聞きや納品を続けながら、地道に、堅実に業務を行ってまいりました。
それから半世紀以上の年月が過ぎた今、本社・支店のある首都圏や、営業拠点のある山梨県を中心に営業エリアは拡大。多くのお客さま、取扱メーカーさまに育てていただきながら、順調に事業を推進してきました。
創業時とは違い、インターネットをはじめとする情報通信網が発達した現在は、必要とするものはほとんどパソコンやスマートフォンを使って手に入れることができる世の中になりました。工場で必要とされる工具や機械なども、画面から注文すれば翌日には到着する便利な環境が整っています。
しかしそこには、「お客さまの細かな疑問や要望に耳を傾け、的確なご提案をする」という、双方向の関係性はありません。お客さまが機械や設備の選択に迷ったとき、使用方法に悩んだとき、それをサポートするパートナーは存在しないのです。
日頃からお客さまと真摯に向き合い、会話や表情から本当のニーズを汲み取り、商品知識やメーカーとの強固なコネクションを駆使して、お客さまのご期待以上のソリューションをお届けすること。単なる「要求されたモノを届ける」という役割以上の、「機械工具の総合商社」の本分ともいえる私たちの存在意義は、常日頃から築き上げたお客さまとの信頼関係、「絆」無くしては成し得ないものだと考えております。
私たち宮野商工株式会社は、これからも、モノづくりの現場に深く寄り添い、お客さまとの緊密な関係を通じて、「モノづくりの現場で本当に必要とされるモノ」を的確かつ迅速にお届けするパートナーであり続けたい——。私たちが創業当時から大切にし続ける、そんな「想い」を変えることなく、一人ひとりのお客さまとの絆を深め、さらなる成長を目指してまいります。